皆さん…お久しぶりですっ!!!
久しぶりにブログを書かせていただきます。
本日は…ワキ汗で困られている皆さんにご報告です。
そうゆー私自信もワキの汗染みに大変困っているほうの人間です。
行事事では白以外の着物を着ることができません…白が似合わないというのに…
気付かないうちに汗染みができていたり、慣れない人と話をした後はもさらにじっとり…対人的に億劫になった原因の一つです…
なんと、今回、保険適用でワキ汗を抑える塗り薬が2020/9/25に承認されましたっ!…その名も…「エクロック🄬ゲル5%」!!!科研製薬が発売しますが、実際処方できるようになるのは12月頃との情報です。
ワキ汗は英語で…Armpit Sweat…ん?…「エク」ちゃいますね?
なぜ「エク」か?
汗はエクリン汗腺という組織から分泌されるのです。
そのエクリン汗腺をロックする…
そう!「エクロック🄬」です!
ネーミングが安直な気がしますが、なかなかいいネーミングですね。
このエクリン汗腺が「アセチルコリン」という物質により刺激されることにより発汗がおこります。「エクロック🄬」は、この「アセチルコリン」がエクリン汗腺に作用するのをブロックすることいより薬効を発揮します。
原発性腋窩多汗症はワキに「温熱や精神的負荷の有無いかんに関わらず、日常生活に支障をきたす程の大量の発汗を生じる状態」と定義されております。
副作用としては…頻度の高いものとして皮膚炎、紅斑(赤み)、搔痒感(痒み)、湿疹、口喝などが報告されています。
閉塞隅角緑内障や前立腺肥大症のある方は使用できません。特に、緑内障は悪化すると失明することもあるため注意が必要です。処方された薬を第3者にあげたりするのは大変危険ですので絶対にしないようにしてくださいね!
現在当院では、ワキ汗治療として、塩化アルミニウムアルコール液(塗り薬:自費)の販売と、プロバンサイン🄬(飲み薬:保険適用)の処方を行っております。「エクロック🄬」が承認されたことにより、ワキ汗で困られている患者さんの治療選択肢が増えることは大変喜ばしいことですね!
発売されたら、自分でも使用してみて、また報告したいと思います!