超高濃度水素吸入器導入!
自由診療で診療サポートとして「超高濃度水素吸入」メニューを追加しました。
水素吸入療法との出会い…
数か月前…
大学時代の尊敬する先輩から大分久しぶりの電話が…
「俺、膵癌が見つかってんねんけど…既に転移していて手術不能だから、何かいい方法がないか色々調べているねんけど、熊本に水素吸入とオプジーボ®を組み合わせた治療をしている病院があるみたいやねん…何か情報もってる?」
衝撃的でした…
いつも優しく接してくれた先輩からのまさかの相談…
その時は、情報を持っておらずとりあえず調べてみることに。
実は、足元のここ玉名(旧玉名地域医療センター)で水素治療が行われていたのです。
音頭をとっておられた赤木先生は現在、合志市で「くまもと免疫統合医療クリニック」を開院され「新しいがん医療をめざして」を掲げて、標準治療を断念せざるを得ないがん患者さんと日々向き合われております。
そこで、水素治療に関する書籍を購入し以下を読破しました…
現時点で水素治療にはエビデンスが十分にあるとは断言できませんが「秘められたポテンシャル」を感じました。
…話は戻りますが、先輩は遠方から一度来熊し、くまもと免疫統合医療クリニックを受診されました。
新型コロナ流行(当時は第5波突入前)もあり、極力外出や普段合わない方とは会合はしないようにしておりましたが、いてもたっておられず…少しでも会いたいと思い、病院から帰りの空港まで車で送らせてもらうこととしました…
当日…病院の駐車場で待ち合わせ…約20年ぶりの再会…久々に会ったふくよかだった先輩は別人のように痩せていました…お初にお目にかかる奥様も付き添いで来られておられ、空港途中の喫茶店で色々と話を聞きました。
一生懸命闘病する先輩に、献身的に寄り添う奥様…懐かしい方々の近況や子ども達の話などなど…
何とか治療が効いて回復して欲しいと願いつつ、固い握手をして空港へ向かう先輩を見送りました…
その後間もなく、脳転移で意識障害が出現したとの連絡が…
急変でした…
次回治療のための来熊スケジュールも組まれていたのに…
遂に治療開始にたどり着けずに永眠されました…
そう…思いつきでの水素治療導入検討ではありません!
水素治療への邂逅は、先輩の導きと考えております!
機種選定
今回は、先輩が利用を考えていた下記の機器をデモでお借りしました。
株式会社ヘリックスジャパンさんの取扱う本格的水素吸入マシーンHycellvator ET100という機種。
水素ガス発生量は「1,200ml/min」と他機種と比べても圧倒的。
一時期流行した「水素水」などとは比較にならないくらいの量が体内に摂取できるとのこと。
水素吸入のキモ…簡単に言うと…
「悪玉活性酸素を選択的に消去し体をサビ(酸化ストレス)から守る!体内の発電機ミトコンドリアを活性化することにより免疫力を増強!また、その分子量の小ささから体の隅々まで浸透!しかも副作用報告なし!」
実際水素は科学的・医学的に生体への利用が検証され多くの臨床応用に関する論文も発表されており、厚労省により、慶應義塾大学病救急科において「水素吸入療法心停止後症候群」に先進医療として2016年12月1日に承認追加された実績もあります。
水素は、その作用機序から、活性酸素の関連する皮膚科領域の疾患や、その他健康増進など皆さんのお役にたてるのではないかと期待しております。
さっそく自らモニタリング…
「おい…もっと笑顔作れないのか?…それに髭も…」
と…画面の向こうから突っ込まれていないかと心配しながら…
初回はお試しで30分500円(税込)としております(2回目以降再利用可能な吸入用カニューラは500円[税込]で別途購入)!
ご興味のある方は、以下をごらんください!